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丹賀砲塔砲台を見るぞツーリング [ツーリング]

日付は前後しますが、大分県佐伯、鶴御崎の丹賀砲塔砲台を見るツーリングをアップします。
 響さんのブログ見て、以前から行きたかったところです。

 平成21年5月8日8時10分自宅を出発。

烏尾トンネル渋滞.JPG

 今年春に開通した国道201号烏尾トンネルを通る。平日というのにトンネル内で渋滞している。

 国道201号を東進し香春岳から源じいの森を目指す。

 今日も響ファームロードを通る予定です。

内田三連橋表から.JPG


 途中、響さんのブログに出てくる平成筑豊鉄道内田三連橋を見学する。

 この三連橋の話は他の人にまかるとして、表と裏の顔が違うのでとてもおもしろく、特に裏側のレンガの造形は素晴らしい。

内田三連橋裏から.JPG

 再び出発し、響ファームロード第1ステージに入る。

 本日も案山子さん達に出迎えてもらえ非常に嬉しい。

 第1ステージから椎田道路に入ると車の流れも良いことから第2ステージを走らずに、このまま三光まで進みます。

響ファームロード第3ステージから見える景色.JPG
 
 三光から第3ステージ~第4ステージ?を快走し安心院に出て、明礬温泉を目指す。目的は岡本屋の地獄蒸しプリンです。

 速見インターに出たところでツーリングマップルに載っている「別府湾を一望」の文字からクネクネ道を選択する。
 これが間違いで、あまり景色は見えなかったし、道は狭く、クネクネの連続で時間を食ってしまった。
 
 このまま10号線まで下った方が良かったかな。(道を間違えたかも。)

 クネクネを登るとやっと景色が開けたが、僅かに別府湾が見えるのみ。

県道500号から鶴見岳を望む.JPG

 そのまま県道500号に突き当たる。

 県道500号からは、新緑が増した草原と鶴見岳?が一望されとても美しい。

 ここを下れば、地獄蒸しプリンの岡本屋です。

十文字展望台から別府湾を望む.JPG


 途中、テレビ塔(OBSと書いてある。)がある所で、展望所の看板を見つけちょっと寄ってみることにする。

 非常に景色がよい。ここにはレストランもあり、また夜景がとても綺麗だと書いてる。(夜景も見てみたい。)

 展望台の名前は十文字展望台です。

 ここでは遠くで、パンパンパンと言う音が聞こえます。おそらく自衛隊の演習だったのでしょう。

明礬温泉岡本屋地獄蒸しプリン.JPG

 そして、岡本屋に到着。

 早速地獄蒸しプリンを注文する。と共に0円マップのクーポンを利用し「塩ゆで卵」をゲット。本来ならば100円で売っている。

 店の方から、中でどうぞ召し上がってください。お茶などもあります。と言われ中でゆっくりと味わう。旨い~。そして塩ゆで卵も本当に美味しい。

  (名誉のために言うがタダだからではない。)

 時計を見ると、時刻は11時。これから先の距離を考えると少し急がなければ。

県道500号を下ると国道10号線に突き当たり、これを右折し別府市内を抜ける。

 お猿さんで有名な高崎山あたりの別大道路は整備が進み、片側3車線の綺麗な道で眺めも良い。(車もかなりスピードが出ている。)

別府湾から別府市街と由布岳を望む.JPG

 道路端にPスペースがあるので、一旦バイクを止め別府市内を眺める。

 空と海、鶴見岳と別府市街のコントラストがとても素晴らしい。

 止めたついでに地図を確認。大分市内に入り10号線が大きくカーブしているところを突っ切って県道21号を走り臼杵市に入る予定である。(これがターニングポイントとなる本日2度目の選択ミス?)

 地図上では一番近いはずなのだが・・・(標高までは分からない。)

 途中で、ライダーに道を聞いて確認し、県道に入る。

 大分宮河内インター入口を過ぎ県道21号大分臼杵線に入ると、少しずつ登りとなる。広かった道も途中で狭くなり益々勾配がきつくなる。

 ここは林道?地図には小さく九六位峠と書いてある。頂上かと思われたところで、道路が二手に分かれている。

 ここで地図を読み違え、本当の林道を走ることになる。

 かなり走ったところで工事をしている人に出会う。

 道を尋ねると、このまま行くと一周して戻ることになると言う。
  (地獄に仏。天使のように輝いて見える。)

 かなり時間をロスしたが、無事臼杵への道に出る。ここを下ると臼杵市内に入る。

 国道217号を通り新臼津トンネル(8.4㎞)を抜け津久見に入ったところで水分補給とトイレ休憩をかねてコンビニに入る。

 トイレ掃除が終わるのを待って用を足し、バイクにまたがり、エンジンをかけ出発しようとしたところバイクが傾き、耐えきれずにあえなく立ちゴケ。

 クラッチレバーとミラーが車体を支えてくれたおかげで大きな被害はなかったが、再度点検するとチェンジペダルがグニャリ。

 連続走行で疲れているのかハンドパワーでは戻らない。

 しばらく格闘したが、最後はやはり、ハンドパワーで問題解決。  (どっと疲れた。)

 この時12時55分。腹もへった。津久見には確か浜茶屋と言う店があったことを思い出し探しながら行く。人に聞いてやっと到着。

 テーブルに着くと疲れが出て思考能力が低下している。

 ここの名物がなんだったか考えずにメニューの一番最初にあった定食(800円。リーズナブル)を注文する。

 食事を待ちながら0円マップを見ると、この店にもクーポンがある。飲み物サービスである。

 店の人に聞くと飲み物メニューから好きなものをどうぞと言われるのでアイスコーヒーを注文する。ラッキー。

 少し余裕が出てきたので、前の御客を見ると鉄板に何か載っている。もう一度メニューを見ると、ここはマグロが名物でグロステーキ定食(1400円)である。

 失敗した。疲れていて余裕がなく定食を注文をしてしまった。

 マグロのステーキは今度と言うことで。・・・定食も美味しかったよ。



 おなかも一杯になったし、地図も確認したので鶴御崎を目指して出発。しかし、ここから40㎞はあるだろうか。

 ここから先は海外沿いの道で、風景が良くテンションは上がる。

大分県佐伯の漁村にて(鯉のぼりと).JPG

 佐伯の漁村では海沿いのゲートボール場での老人が二人でゲートボールをしており、その上には大小様々の鯉のぼりが泳いでいる。

 この鯉のぼりが、何故か大漁旗に見えてくるのも、この碧い海と青い空のせいだろうか。

 まだ先は長い、写真を撮ったら、とっとと出発。

 しばらく海沿いを走ると佐伯市内に入り海は見えなくなる。

 市内を抜け新佐伯橋を渡り県道501号から山間を走り米水津の港にでる。

 海岸道路から、ふれあいトンネルを抜けると中越の海岸に突き当たる。少し走ると丹賀砲台の標識がある。

 海岸道路を回ったところで岬の上にドームが姿を現す。

女郎崎(丹賀砲台)を西側から望む.JPG

 
 15時00分、日豊海岸国定公園佐伯市丹賀砲台園地到着。
  (長い名前)

 入口に製塩工場のような建物があるが誰もいない。塩飴やにがりが陳列販売している。

 「こんにちわー」と叫ぶと、園外から男の人が走ってくる。管理人のようだ。


丹賀砲台斜坑(リフト)を上から.JPG

 入園料200円を払い、パンフをもらい簡単な説明を受ける。

 ここから、砲台があった岬の上のドーム部分に上がるには、砲弾を運んだコンベアを再現して造ったリフトを利用して約30メートル上まで上がること、その操作方法など(指1本でOK)の説明を受け、早速リフトに乗り込みスイッチON。

 中はライトアップされており明るいのですが、傾斜はかなりきつく階段をあがってのは無理のようです。

 また、リフォーム済みとはいえ、昭和初期(70年も前に)に造られたものとは思えないほどです。

 やはりすごい技術設計です。 

 さらに、上部に到着すると、その地下空間に圧倒されます。


 
豊予海峡図.JPG

砲塔井を上から.JPG


 そして、この大砲は巡洋艦「伊吹」に搭載されていたものを移設したもので、45口径30㎝カノン砲2門入り砲塔だそうです。最大射程距離は30㎞。

 あんな鉄の塊(砲弾)が30㎞も飛ぶとは驚きです。
  (有効射程26㎞。)

 しかし、この砲塔は昭和17年1月(第2次世界大戦中)の実射訓練時に爆発し多くの犠牲者が出たそうです。


砲塔井ドームの外観.JPG



 砲塔を入れた穴を砲塔井といい、その穴の深さは12mもあります。

 現在はドームがかぶせられ、らせん階段で頂上部まで上れます。




 ここからの眺めは、快晴の天気にも恵まれ素晴らしいものでした。

 再びリフトで下に降り、弾薬庫跡などを見学します。

 地下弾薬庫からリフトを使って砲弾を砲塔まで揚げていたんんだろうな。などと考えながら散策します。

丹賀砲台忠魂碑.JPG

 表には、忠魂の碑があり、その両脇にはここで使われた砲弾が置かれています。

 この砲弾(鉄の塊)が30㎞も飛ぶなんて本当にすごい。 

 それから、ここを管理しているおじさんと、その友達の方と色々と話をして、時計を見ると16時20分になっていました。ヤバイ

 妻からは、泊まってきてもいいばいと言われていましたが、泊まる所などきめていません。

 取り敢えず豊後竹田方面を目指して急いで出発します。

 県道615号の海岸線を走り新佐伯橋を渡って左折、国道217から国道10号に入ります。

 10号線は山の中を走っているが流はスムーズです。

 野津市から国道502号を北上し、日当三叉路から左折して再び10号線を通り、犬飼から中九州横断道(無料)に入り、終点の大野ICまで超高速走行。

 大野からは、国道57号を西進し豊後竹田市に入ります。

 この辺りで、本日宿泊するか否かの決断をしなくては。時刻は18時を過ぎています。


うぅーん。  よし、帰ろう。

 国道442号(北竜ロマン道路)を通り久住山を見ながら家路につくことにします。

久住高原を望む.JPG

 陽はだいぶ傾きかけているが、その景色は十分楽しめます。

 久住高原の眺めは素晴らしく阿蘇や高千穂?の山々まで見えます。

 つい先ほどまで温かかったのですが、急に気温が下がってきます。ブルブル。

 標高が上がったせいだろうか。ここまで来たら毎週のように通る道で勝手が分かっているので、黒川温泉によって身体を温めて帰ろう。黒川温泉経由に決定します。

 まずは温泉街を一周し、バイクの駐車場所を探す。

 小腹が空いたのでゆで卵を2個(1個50円)頂き、本日は黒川共同浴場(200円)に入浴します。
  (先月までは、入湯手形「1,200円で3温泉入浴可。」を使っていたが。)

 石けんはなかったので暖まるだけにするが、なかなか良いお湯です。

 19時30分黒川を出発。

 今日は、阿蘇ファームロードを通らずに国道212号で帰ることにする。

 小国に出たところで、馬刺しのお店の灯りがまだついている。お土産決定。

 馬刺しを買い、隣でラーメンを食べて、20時に再びエンジンスタート。

 ここから自宅のI市までノンストップで、・・・帰り着いたのは21時30分でした。

 本日の走行距離465㎞。さすがに、ケツいてー。

 馬刺しと、ビールで本日のルートを回想し、 <(_ _)> おやすみなさい。

 今日から、写真を入れていますが、携帯電話で撮った写真です。

 ちなみに、CASIO Exilim 8.1megapixeles で撮影。
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コメント 4

響

結構ハードな工程ですね。
津久見まで行っちゃうとは思いませんでした。
丹賀砲塔砲台の入口はよく見逃しませんでしたね。
僕は急ブレーキでしたよ(笑)
浜茶屋のマグロステーキと立ちゴケは痛恨のミスですね。
どんまいです。

by (2009-05-22 05:03) 

yosi

早速の書き込みありがとうございます。
響さんのレポを見てからとても気になっていた所です。
それにしても遠かったですよ。少し欲張りすぎました。
「どんまい」でGO。
(^^)/~~~
by yosi (2009-05-23 11:49) 

yosi

dekoさんへ
ココまで遡って見てくれるなんて、どうもありがとう。
by yosi (2009-11-09 10:27) 

yosi

☆ガタローさん
 nice!ありがとうございます。
by yosi (2012-10-29 09:18) 

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