桃の節句。 [遺産]
三月三日と言えば桃の節句
なので、「筑前いいづか雛のまつり」に行ってきました。
最初に訪れたのは、飯塚市柏ノ森の
前内閣総理大臣 麻生太郎氏の邸宅敷地内にある
別邸「大浦荘」
普段、入ることはできませんが、まつりの期間中は誰でも見学可能です。
ただし撮影は、おひな様以外禁止なのでご容赦ください。
まずは、大きな門をくぐります。
和服の方はモデルさんではありませんが、nice!タイミングでした。
「ひいなのまつり」らしい雰囲気があります。
門をくぐると、そこには大きな木がありますが
と、言うことです。(手抜き)
玄関で記帳をすませなかへ。
今日は、雨上がりで庭に出られないので、お座敷から庭を見ることに。
全面ガラス張りで眺めのよい部屋ですね。
各部屋に飾られているおひな様の数々です。
柳原白蓮ゆかりの稚児有職雛が飾れています。
白蓮繋がりで、次に訪れたのは伊藤伝右衛門邸。
門の看板の文字は「前内閣総理大臣 麻生太郎氏」の直筆です。
今日も平日にもかかわらず、たくさんの見学者が訪れています。
まずは庭の方に周ります。
大きな庭は芝生に日本庭園。
玄関から入ると、案の定「おひな様以外は撮影禁止」です。
先ほどの日本庭園を二階から見るとこんな感じです。
美しいです。
飾られているおひな様も
昭和天皇を題材にしたものなど
だくさん飾られていますが、
なかでも圧巻なのは、座敷いっぱいに飾られている
宮中を題材にしたような雛です。
これは必見でした。
そして同じ敷地内にある白蓮館
白蓮さんのことはネットで調べてください。
有名な離縁状まで展示したありましたよ。
ここも撮影禁止なので全体像だけです。
「筑前いいづかひいなのまつり」と言うことでめったに入れない
麻生邸 大浦荘にも入れたのでいい機会でした。
麻生大浦荘や伊藤伝右衛門邸は、
その建物自体にも貴重な価値があるので必見の建物です。
ぜひこの機会に見学してください。
本日の走行距離10㎞。(・ω・)
直方市の石炭記念館へ [遺産]
昨日の予報では、最低気温1℃、最高気温6℃です。
ツーリングの予定でしたが、明日に変更になったので
近くに行ってきました。
直方市(のおがたし)にある「石炭記念館」です。
玄関前には、筑豊で活躍したSLが展示してあります。
SL(スチーム・ロコモーション)って力強い印象ですね。
こちらは炭坑で活躍した電車です。
写真は、炭車を引っ張っていますが、
箱車(客車)も引っ張っていたんですよ。
客車の高さは、座って頭が当たらない程度の低いものでした。
(幼い頃乗った記憶がかすかにあります。)
線路もかなり小さいです。(私の足と比べてみてね。)
入館券の半券です。
石炭記念館の2階の窓からみた「練習坑道」です。
炭坑の坑道で事故が起きた際、炭坑の救助隊が抗夫を助けるための
訓練をしていたところらしいです。
入館料は100円です。展示物は炭坑関連のものです。
自分の目で確かめてください。(^^)
現在のJR筑豊本線直方駅構内です。
電車が停まっています。
昔は石炭輸送の要だったところです。
そして、現在の直方駅。
その入口は往事のままレトロな雰囲気です。
遠賀川に架かる鉄橋(筑豊本線鯰田駅付近)
夕陽に映るシルエットを携帯でとりました。
明日はzeroさんと、福岡県柳川市へツーリングの予定です。
皿屋敷跡 [遺産]
今日は地元ネタから、
真冬の怪談と言うわけではないのですが、
嘉麻市上臼井(旧碓井町)にある皿屋敷跡を紹介します。
ウィキペディアから
皿屋敷(さらやしき)は、お菊という女性の亡霊が皿を数える怪談話の総称。
播州(現・兵庫県)姫路市が舞台の「播州皿屋敷」、江戸番町が舞台の「番町皿屋敷」が広く知られる。
と書かれています。
皿屋敷跡には小堂が建てられており
その名前は「お菊大明神」と書かれています。
お堂の前には『井戸』も残っています。
菊の文様が
皿屋敷跡の説明板には
皿屋敷跡(さらやしきあと)
井戸から出てきた幽霊が「1枚、2枚3枚・・・9枚」とお皿を数えることで有名な更屋敷伝説が、ここ碓井にも残っています。
この場所は無実の罪を着せられて井戸に身を投げた「お菊」が女中として働いていた、屋敷の跡地だと言われています。現在は、お菊を祭った小堂(お菊大明神)と井戸が1基残っているのみです。また、お菊のお墓と言われる台石(図参照)が上臼井の永泉寺にも残っています。お菊大明神にお参りすると、腰から下の病気が治ると言われています。
碓井をはじめ全国の主な皿屋敷伝説は、碓井郷土館で詳しく紹介されています。
と、書いてあります。
私も腰が痛いので、お願いしてみようと思います。
写真は携帯電話 CASIO Exilim 63CA で撮影しました。
嘉麻市上臼井の皿屋敷跡はココ
響さんネタのおさらい。 [遺産]
文化財を見てきました [遺産]
朝から蒸し暑いですね。
バイクにも少し乗りたいので、
近くですが、私の住む地域の文化財を一つ見てきました。
少し有名な「伊藤伝右衛門邸」ではなく、
飯塚市有形文化財(平成13年5月23日指定)
「旧松喜醤油屋」です。(飯塚市勢田730)
明治元年(1868年)建築です。
玄関から入った土間です。ここで、小売りなどをしていたのでしょうか。
上の写真右側の大黒柱にある刀きず。
三枚のふすまの構図は違います。
2階へ上がるための「箱階段」です。
タンスと階段を兼ねた豪華な作りです。
2階には6畳と8畳の続き間になっており、
その天井は、船底をひっくり返したような「船底天井」です。
ここには庭を介して離れがあり、渡り廊下で繋がっています。
両側全面ガラス戸の渡り廊下です。
渡り廊下の先には、個人の家にはめずらしい月見台があります。
ここから、月を見ながら一杯飲んでいたのでしょうね。
離れは、二間続きの和室です。床の間も斜めに作られて、
モダンさを感じますね。
商家としてのたたずまいや珍しい建築様式など貴重な遺産です。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りを
☆開館日 土、日曜日 9時~16時 入館料 無料
(写真は、携帯電話Exilim W63CA by casioで撮りました。)